調査研究

日本財団助成事業「地域に福祉交通・生活交通を創る人材育成事業」が完了しました

2009年度から3年間、日本財団の助成を受け、移動制約者の足の確保にあたる人材育成を目的とする調査研究に取り組みました。
このたび、今年度の事業成果物として下記の冊子を発行しました。

●事業成果物
「地域に移動サービスを創る人材育成事業 報告書」
    PDF版全文(約103MB)
    PDF版分割
         1.表紙・目次・事業概要(約2MB)
         2.東円卓会議(約7.6MB)
         3.西円卓会議(約8.2MB)
         4.取材ツアーA(岩手)(約25.3MB)
         5.取材ツアーB(神奈川)(約45.8MB)
         6.取材ツアーC(北九州)(約14.7MB)

「くらしの足を支える移動サービスを創るには -現場から生まれたアドバイザーご紹介カタログ-」
    冊子(本体無料・送料実費)をご希望の方はこちら(書籍ご案内)からご注文ください。

【2011年度の事業概要】

●円卓会議の開催
~トータルアドバイザーをつなぐ~


・各地で既にアドバイザーとして活躍している研究者やNPO関係者を中心に、円卓会議を開催した。
①東の円卓会議 14名出席
日時:7/23 13-17時  会場:首都大学東京 秋葉原サテライトオフィス
②西の円卓会議 14名出席
日時:7/30 13-17時  会場:NPO法人日常生活支援ネットワーク

●研修セミナーの開催
~県域のアドバイザーや立上げのキーパーソンを発掘し育てる~


目的:
・サービス立ち上げをサポートするアドバイザーを育てる。アドバイザー候補者が、必要とされる知識や条件を習得し、人的ネットワークを作れる場を設定する。
・我が町の移動手段を何とかしたいと考えている自治体、NPO、自治会、議員、交通事業者等に、「トータルアドバイザー」が情報提供し、相談に乗る。
内容:調査取材+ワークショップセミナー
1.2年目未着手の「A:東日本大震災の被災地での移動確保」と「B:都市部の交通空白地域を解消するサービス」をテーマとして、調査取材およびワークショップ形式で事例検討や課題解決策を考える研修セミナーを3回開催

 ◆Aコース 2011.8.19~20
  岩手県北上市 「災害時における移動支援とこれからのまちづくりを考える」
 ◆Bコース 2011.12.16
  神奈川県横浜市 「市民主体の地域交通で移動の質を高める」
 ◆Cコース 2012.1.6~7
  福岡県北九州市 「地域住民・交通事業者・行政三位一体おでかけ交通」