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2007年10-11月に福祉有償運送団体の実態調査を行い、国交省主催のフォローアップ検討会に速報を提出していましたが、このたび、この調査結果を調査報告書としてまとめました。 調査では、「車両数」「運転者数」「利用者数」「運行件数」「収支」について、初めて登録(みなし登録団体の場合は80条許可)を受けた時点を境に、登録前と登録後の実績を質問しました。
その結果、各項目の合計値を回答団体の数で除して一団体あたりの数字を見ると、以下のようになりました。
<一団体あたりの活動状況>
・利用者数は11.3%増加
・車両数は1.2%増加
・運転者数は2.8%減少
・運行件数は1.3%増だが、利用者一人あたりでは9.0% 減少
・収支は悪化
運営協議会の設置数増加に伴って、未登録団体が登録に移行しているため、全体の合計数は当然増加していますが、一団体あたりでは、運転者数が減少し、利用者の外 出機会の拡大にはつながっていないことが分かります。
調査回答には、多くの課題が自由記述で寄せられており、それらも大別して数値化しています。